『太陽光発電投資』ってどうなの？その特徴を紹介

昨今の新型コロナウイルス感染症の流行にともない、外出自粛や在宅勤務が増え、自宅で過ごす時間が多くなっています。自宅での時間を有意義に過ごすために、みなさんは在宅ワークを増やして働き方を改めようとか、余剰を投資に回して不安定な将来に備えようとか、考えることが多くなってきているのではないでしょうか。
投資の一つとして、今注目されているのが「太陽光発電投資」です。
太陽光発電投資とは、自宅の屋根などに設置した太陽光パネルが日光を浴びることで電気を発生させて、それを電力会社に売電して利回りを確保する投資手法の一つです。
今回はこの太陽光発電投資について、その特徴を詳しく掘り下げていきたいと思います。

『太陽光発電投資』とは

太陽光発電投資とは、自宅や自分の所有する土地などに売電専門の太陽光発電所を設置し、売電収入による利回りを確保する投資手法の一つ。太陽光パネルなどの発電設備をつくるのにはもちろん初期費用がかかりますが、その費用を売電することででまかなうことで回収します。その後さらに売電をすることでプラスの収益をあげることが可能となります。太陽光は太陽がある限り無限のエネルギーになるので、日本全国の太陽がサンサンと降り注ぐところであればどこでも設置して売電することができます。

『太陽光発電投資』の特徴

ここでは、太陽光発電投資についてより詳しい特徴について取り上げていきたいと思います。

国によって買取単価の固定が20年間続くことが保証されている（固定価格買取制度）

太陽光というクリーンで持続可能なエネルギーを電力に変換する太陽光発電の導入は国が主導で促進しています。現に、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」による固定価格買取制度を定めています。この制度では、発電した電力を国が「20年」という一定期間に、一定価格で買い取ることを保障しています。また、その買取価格は普及促進のために高値に設定されています。そのため、長期間にわたって安定した収益をあげることが可能です。

不動産や株への投資に比べてリスクが低い

不動産や株への投資の場合、場合によっては大幅に儲けることが可能です。しかしその分、不動産の場合は空室リスクやメンテナンスコストが高いこと、株の場合は景気や社会情勢に左右されやすいことなど、大損するリスクも高くなっています。一方、太陽光発電投資の場合は購入前にシミュレーションでどのくらい儲かるのかの予測が立てやすく、そのシミュレーション通りに儲かっていくことがほとんどなので、低リスク投資初心者でも取り組みやすい投資の一つです。予想範囲内で投資がしたい方にはとても向いています。
特段知識もいらず、メンテナンスも業者にすべて委託でき、ある意味放っておくだけで収益を得ることができるのが魅力です。

年金対策になる

みなさんは、老後の生活の備えはどのようにしていますか。年金をもらえる額や年金の支給開始時期が遅くなっていることから、年金だけでは老後の生活を続けてくことができないのではないか、という不安が広がっています。そのような不安が広がる大きなきっかけとなったのが、「年金2,000万円問題」です。事の発端は、金融庁の金融庁の金融審議会がまとめた報告書。その報告書のなかで、収入を年金のみに頼る無職世帯のモデルケースで、「20～30年間の老後を生きるために約2,000万円の老後資金が必要」という試算がなされました。年金2,000万円問題をきっかけに、貯蓄や投資に関心を持ち始めた人も多いかもしれません。しかしながら、貯蓄だけで2000万円もの老後資金を作るのは容易ではありません。投資を含めた長期的な資産形成を行うことで、老後に備えることも一つの方法だと考えられます。特に太陽光発電投資は、年金2000万円問題に対応しうる、低リスクで安定的な収益が見込める投資です。老後の生活において、年金以外に毎月安定した収入を得ることができることから、とても魅力的に感じられます。

まとめ

いかがでしたか。太陽光発電投資は、投資初心者でも低リスクで気軽に始められる投資の一つです。毎月ほぼシミュレーションどおりの安定した収益を見込むことができ、初期費用の回収計画も立てやすいです。また老後においては、生活のために年金以外に安定した収益を得ることができる方法の一つになっています。
コロナ自粛中の初めての投資への挑戦として、老後に備える手段として、この機会に太陽光発電投資に取り組んでみるのはいかがでしょうか。